こんにちは!制作部の小川です。
日増しに寒さがつのってきますが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか。
前回は4月に新人研修のブログを投稿させていただきました!
まだご覧になっていない方は、是非ご覧ください。
さて、弊社は11月23日土曜日に九州産業大学で行われたCEDEC+KYUSHU 2019に参加させていただきました。
そこで私が会場の様子・セッション・Developers’ Night(懇親会)の3点からイベントの様子を皆様にお伝えしていきます!
会場の様子
CEDEC+KYUSHU 2019は九州産業大学の1号館にて開催されました。
私は受付開始頃には会場に着きましたが、受付の1号館の1階にはすでに多くの受講者で賑わっていました。
横浜のCEDECを経験している私が特に印象的だったのは、学生の受講者の多さです。
大学での開催というのもあると思いますが、チケットが比較的リーズナブルな価格で購入出来るのが、学生でも参加し易い一因になっているのかなと思います。
会場には多くの出展ブースがありました。
特に気になっていたのはバーチャル写真館です。
今回のイベントでは「バーチャル写真館 in CEDEC+KYUSHU2019」というのもが開催されていました。
VR空間内でキャラクターたちとツーショットを撮影ができ、撮影した写真をプリントして持ち帰ることができます。
私はレイトン教授とツーショットを撮りました!
セッション
今回は全体でおよそ40ものセッションが行われました。
どれも魅力的なセッションでしたが、その中のいくつかをピックアップしていきます。
本イベント最初の講演
株式会社サイバーコネクトツーの松山洋氏をモデレーターに、
株式会社ブッコロのヨコオタロウ氏の「宇宙で2番目にダメなゲームの作り方」というタイトルです。
講演開始前に整理券が配られていて基調講演の注目度が伺えます。
私は無事に整理券をゲットして講演会場に入ることができました。
詳しい内容はお伝えすることができませんが、終始笑いが起こっていた楽しいセッションでした!
次はディライトワークス株式会社 鈴木克史氏による「DirectX リアルタイムレイトレーシングによるトゥーンレンダリング表現の可能性」です。
横浜のCEDECでの「「シェーダーでかんたんにわかる!」DirectX リアルタイムレイトレーシング入門」のセッションは非常に分かりやすく面白いセッションでしたので、今回も是非受講したいと思いました。
内容としてはDXRとComputeシェーダーを組み合わせて写実的だけどどこかコミカルな表現目指すというものです。
このセッションではデモムービーと学生がいるということでレイトレーシングの解説から始まります。
DXRでディレクショナルライト→ポイントライト→AO(+Compute)→リフレクション
続くComputeシェーダーでコントラスト調整→カラー補正→カラーオーバーレイ→アウトラインの描画フローでトゥーン調を表現していました。
後半は、シャドウエフェクトの解説です。
レイトレーシングの正確なシャドウ表現にドット模様やハッチング影などを施す手法をデモを使って紹介していました。
同じドット模様でもUV座標をもとにドットを生成する方法とX,Y,Z座標をもとにドットを生成する方法の2種類をコードを出して説明していました。
コードや図を見せた丁寧なスライドと、途中クイズやデモプレイを交えながらの説明で非常に分かりやすい講演でした。
Developers’ Night(懇親会)
貴重な講演が終了した後は「Developers’ Night」という懇親会に参加させていただきました!
会場は中央会館1階「アルテリア」です。
懇親会の会場の様子ですが、私が会場に入る頃は、すでにかなりの人で賑わっていました!
食事はビュッフェスタイルで、様々な料理が並んでいました、もちろんお酒もありました。
参加者の中には学生の方もいました。
私もいろんな方とお話をさせて頂き、非常に有意義な時間でした!
まとめ
今回は初めてCEDEC+KYUSHUに参加させていただきました。
全体を通しての感想としては学生に対しても敷居が低いのが印象的です。
半分以上が学生が受講していたセッションもあり、登壇者は学生に合わせてかみ砕きながらの説明で非常に分かりやすく、いろんな人が参加できるイベントだと思いました!
私は横浜からの遠出でしたが、「行ってよかった!」と思える非常に魅力的なイベントでした!
このような素晴らしいイベントを開催していただいた、CEDEC+KYUSHU 2019実行委員会様、並びに多くの関係者様に厚くお礼申し上げます。
今回のブログを見て、次回開催は是非参加してみたいという方がいてくだされば幸いです。
【免責事項】
本サイトでの情報を利用することによる損害等に対し、
株式会社ロジカルビートは一切の責任を負いません。