初めまして!
鬼龍院皐月様が大好きな
制作部2年目プログラマーの今野です!
弊社がSwitch移植を担当させて頂きました
キルラキル ザ・ゲーム -異布- プレイして頂けましたでしょうか?
まだプレイしていない方はぜひお手に取って遊んでみてください!
今回から3回に分けてキルラキル ザ・ゲーム -異布- 弊社開発チームによる
開発中に取り組んだ事について書かせて頂きます!
栄えある第一弾は、私の視点から見た「チーム運営」についてです。
1.チーム内の雰囲気
雰囲気はとても良かったです!
当時私の席の隣には先輩プログラマー
後ろには先輩リードプログラマー
がいらっしゃいました。
ある日、私が担当しているサウンドプログラムのバグが発生しており、自分で何とか直そうと頑張ったのですがうまくいかず悩んでいた時
近くにチームメンバーが居るおかげで気軽に質問・相談しながら無事修正することが出来ました。
さらに、デバックと称して対戦を行ったり、お菓子をかけた仁義なき戦いを開催していました。
以下の写真がその時のGoogleカレンダーです。
2.定例
チームに配属されている人数は
プログラマー3人、ディレクター1人、アドバイザー1人
という少ない人数でしたが毎週木曜日に定例を行いました。
内容として
今問題になっているものの洗い出し
弊社では解決できないものの共有
アドバイザーへの技術的な質問
を行っていました。
「チーム内の雰囲気」の時に触れたのですがチームメンバーの席が近いので頻繁に情報共有は行ってはいましたが、
改めて共有することで問題点の再確認を行うことが出来ました。
3.KPT
KPTとはKeep Problem Tryの頭文字をとった言葉で
チームの振り返りで行われる手段の一つです。
Keep = 続けていく事
Problem = 改善する事
Try = これからやっていく事
という意味になっています。
今回自分の作業を振り返った時、一番Problemの項目が多かったです。
(経験者に聞きましたがKPTではあるあるだそうです。)
私がProblemで出した中で一番改善すべき点だと思っているのが、
コントローラの持ち方を設定する画面の挙動でした。
コントローラの持ち方が変わる際にコントローラの設定を変えないといけない仕様だったのですが
取り合えず何も考慮せずコントローラの設定画面を表示するよう実装を行ってしまいました。
開発後半になって自分以外の人にデバックを行ってもらった時
○○の場合に設定画面を表示させるか
○○の遷移になった時はどうするかなど
多くの問題点が発覚しました。
そこから、チーム内でどういった遷移時に設定画面を表示させるか、
この場合はそれを表示させないなど話し合いを行い、仕様を固めていきました。
そのことから今後はチームメンバーに意見を聞いたり、既存のゲームをプレイして研究することを心がけたいと考えました。
KPTは自身の問題点が視覚的に分かり、今後の目標がしっかり見えてきます。
ですので是非皆さん、チームの振り返りを行う際にはKPTを行ってみてください!おすすめです!
以下の画像はKPTをした際に使用していたGoogleJamboadの画像です。
(GoogleJamboadについてはまたいずれ・・・)
4.全体を通しての感想
今回初めてコンシューマの開発でしたので、最初の頃はとても不安しかなかったのですが、
関係会社様を始め、チームメンバーのお陰で無事乗り越えることが出来ました。
この場をお借りしてお礼させてください、本当に有難う御座います。
以上、私の視点からみた「チーム運営」についてでした。
次回は、「デバッグ&自動テスト編」についてです!
おたのしみに~~!!
キルラキル ザ・ゲーム -異布-
© ARC SYSTEM WORKS / ©TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会
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