はじめに
こんばんは、代表の堂前です!
年末になり寒い日が続いてますが、いかがお過ごしでしょうか?
私は先日胃腸炎に罹ってしまい・・・いつもよりスローペースで過ごしております。(師走なのに)
皆様もご自愛ください。
さて今回はいつものブログから趣向を変え、弊社の取り組みの一環である「技術サロン」についてお話ししていきます。
そして初回のテーマとして「C#のコードルールについて」という議題で話し合いましたので、そちらについても触れていきます!
技術サロンとは?
まず「技術サロンとはなんぞや?」となると思います。
これはプラチナゲームズ株式会社様からお声掛け頂き、株式会社ステアシステム様も交え、「隔週で技術テーマに沿って話し合いを行う」会合になります。
会合と言ってもそんなに堅苦しくなく、「サロン」の名の通り、少しくだけた感じの場になります。(1時間程度です。)
お気付きの方もいるかと思いますが、プラチナゲームズ様、ステアシステム様は大阪で、弊社は横浜。
場所が遠隔です。
ですので弊社-プラチナゲームズ様をSkypeで繋ぎ、ネット経由で開催しています!
この会自体は今年の8月から始まりました。
ですのでもう10回以上は行っていて、その間も例えば以下のテーマを取り上げました。
(これらもいずれ紹介の機会を設けたいものですね。)
・リフレクションについて。
・プログラムをする上で工夫している事。(若手を交えて)
・Unity TIPS。
・UIやエフェクトの処理について。
今回はご紹介する初回として、12/7開催分の「C#のコードルールについて」というテーマを取り上げます。
C#のコードルールについて
プラチナゲームズ様、ステアシステム様、弊社で事前にC#のコーディングで気を付けている事を持ち寄りました。
その中の一部を抜粋して紹介していきます。
#regionの利用について
・C#はソースファイルが冗長になりやすい。
・VisualStudioには#regionというものが存在する。ただ、効果的な使い方を模索中。
・いっその事、partialで分けてしまうのは?
プロパティの使い道
・どういう用途で使っていいか、最初は悩む。
・処理をフックさせたい時に利用する。
・処理負荷のオーバーヘッドがあるので、多用はしない。
・フィールドを用意し、それのgetのみのプロパティを用意するなど。
ガベージコレクションについて
・頻度を減らす方法はないか?
・newが少なくなるように意識しながらコーディングする。
・Unityだとこの辺りやこの辺りの記事が参考になるかも?
namespaceについて
・アプリ側で付ける際はあまり階層を深くしない方が良い?
・アプリ側で「System」という単語を付けると元のSystemと被って面倒なので、アプリ側はSystemという命名をつけない方が良さそう。
Managed Extensibility Framework(MEF)
・.NET Framework 4よりMEFというものが存在します。
・アドイン的な機能拡張が非常に容易に行える仕組みなので、有効活用している。
このようにC#のコーディングに留まらずUnity系であったりMEFであったりと話が展開しました。
まとめ
今回初めてご紹介した「技術サロン」ですが、最初の方は緊張しましたが、最近は楽しく和やかに開催しています。
今後も色々なテーマで開催していきますし、取り上げて良さそうなものはまたご紹介します!
それではまた!
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